Dimitri From Paris って誰?
はい、Dimitriはフランス人のDJであり、親日家で、日本のアニメ、超合金オタクでもあります。
この人のミックスCDの特徴を一言で言うと、「エレガントで分かり易くて聴きやすい」です。
なので、ディスコ、ハウス・ミュージックの初心者の方でも十分に楽しめます。
もちろん、年季の入ったクラブ・ミュージック・ラヴァーの方でも、お釣りが来るくらい楽しめます。
今回は、そんなDimitri From Parisのお勧めミックスCDを、寄り道をしながら紹介します。
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A Night at the Playboy Mansion シリーズ
アメリカの男性誌「Playboy」ご存知でしょうか?
バニーガール姿の美女が表紙のアレです。
その「Playboy」誌の創設者の私邸である、「playboy Mansion」で繰り広げられていたパーティーをコンセプトにした、ミックスCDシリーズです。
数多くのミックスCDがありますが、具体的な場所をコンセプトにするのは珍しいと思います。

これは記念すべきシリーズ1作目です。
ジャケットの「playboy」感がいいですね~。
全体的にクールかつ華やかで、夕暮れのプールサイドが似合う感じです。
Dimitriは、リ・エディットも数多く手掛けていて、このCDにも3曲入っています。
彼のリ・エディットは、とにかく構成が素晴らしく、原曲を大切にしているので、聴きやすいです。
ここで、少し寄り道を。
このCDには収録されていませんが、あまりにも素晴らしいリ・エディットがあるので、聴いてほしいです。
チャカ・カーンの「I’M EVERY WOMAN」のリ・エディットです。
鳥肌ものです。
いやあ、このアナログ盤は欲しいなあ。
DimitriのミックスCDは、例えばこのリ・エディットの構成を70分にしたような感じです。
CD全14曲で、1曲を構成する流れですね。
アルバムのラストは、ディスコクラシックでもある、アシュフォード&シンプソンの「Found a Cure」のDimitriのリ・エディットです。

アシュフォード&シンプソンはモータウンで、裏方として夫婦でソング・ライティングを行い、独立。
その後、数々のダンスク・ラシックスを生み出します。
このCDはベスト盤で、10曲目に「Found a Cure」が収録されています。
アシュフォード&シンプソンは、いいアルバムが沢山あり、中古のアナログ盤はそんなに高くありませんので、ぜひ買ってみてくだいさい。
さて次は、シリーズ第2作で「after the Playboy Mansion」です。
2枚組のCDです。
メインのパーティーが終わった後、余韻に浸りながらメローに過ごすCD1、そしてまだ踊り足りない参加者に向けたCD2と内容が分かれています。

ハウスのDJが、こうしたメローな選曲で公式にミックスCDをリリースするはあまり無く、新鮮です。
例えば6曲目、Beautiful Peopleの「I got the rhythm」。
うにもこの12インチは持っているのですが、今ひとつ良さが分からなかったのです。
が、このミックスCDのアフター・パーティー(アフター・アワーズ)の流れの中で聴くと、非常にいい曲に聴こえます。(*CDでは、Hip Hop Mixが使われています)。
個人的には、1曲目から3曲目の展開がとにかく見事なCD2が好みです。
1曲目がこれです。
アカペラで始まり、ストリングスが重なる夢のようなイントロが素晴らしいです。
ここでまた寄り道を。
7曲目のデ・ラ・ソウル、フューチャリング・チャカ・カーン「(It ain’t )All good」(Can 7 Supermarket remix)は、他のDJのミックスCDでも使用されています。

韓国系アメリカ人のDJ、Kero oneのミックスCDです。
10曲目に「All good」が収録されています。
自分の知っている曲が、どのように使われているのか、そんな事を考えながら聴くのもミックスCDの楽しみの一つです。
このミックスCDの1曲目から2曲目の流れは、鳥肌ものです。
ジャケ買いもアリです。
ちなみに、「All good」の原曲はこんな感じです。
リミックスでは、ラップのパートをバッサリとカットし、BPMを上げ、チャカ・カーンのヴォーカルがメインの歌モノになっています。
そして最後は、第3作「RETURN TO THE PLAYBOY MANSION」(日本盤)です。

これぞ、「PLAYBOY」なジャケットです。
2枚組です。
個人的には、CD1の「パーティー・タイム」の方が好きですね。
なんとジャミロクワイの「コズミック・ガール」からスタートします。

アゲアゲで飛ばしていく構成です。
普段あまりクラブ・ミュージックを聴かない方には、CD2の「SEXY TIME」がお勧めです。
ティディ・ペンダーグラス、バリー・ホワイト、マーヴィン・ゲイ、ブランニューヘヴィーズ、と言ったメジャーなアーティストのオリジナル・ヴァージョン(リミックス、リ・エディットなし)で繋いでいるので、聴きやすいです。
ここで又々寄り道を。
CD1ラストの曲は、マリオ・ビオンディの「This Is What You Are」(オリジナル・ヴァージョン)です。

イタリア人のジャズ・シンガーで、クラブ・ジャズ系のレーベル「SCHEMA」からCDをリリースしています。
このCDの3曲目に「This Is What You Are」が収録されています。
ダンスミュージックではなく、ましてハウス・ミュージックでもないのですが、反復して展開する曲の構成とBPM(130位)が、ダンスミュージックとして機能しているのです。
Dimitriはライナーノートの中で、この曲は全てのヴァージョンが好きだ、と語っています。
うにもこの曲は、かなり好きですね。
In the House シリーズ
もう一つ、彼のミックスCDを紹介します。

In the Houseの3枚組のミックスCDです。
このシリーズについては、「中古で買うハウス・ミュージックのお勧めミックスCD」を参考にして下さい。
Playboy Mansionシリーズに比べると、クラブ寄りの選曲とミックスです。
ヴォーカル曲が少ないのですが、他の曲のアカペラを効果的に挿入していたりするので、聴きやすいです。
CD1の1曲目はこれです。

ハウス・クラシック、リル・ルイスの「New Dance Beat」(Edit)です。
リル・ルイスのこのアルバムは、従来のハウスの枠組から大きく飛躍した内容で、ジャジーでリスニングにも適しています。
まとめ
1枚、優れたミックスCDを聴くと、それだけで音楽の幅が広がります。
Dimitri From Parisは基本はハウスのDJですが、ジャズやソウル、ヒップホップも選曲しています。
又、ディスコクラシックにも非常に詳しいので、彼のミックスCDを聴くと、いつも新たな発見があります。
そう言うわけで、迷ったらDimitri From Parisを聴け!です。
いい音楽に出会えますように!
おわり!

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