"https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1724165274517192" crossorigin="anonymous" 中古レコードのプライスタグはただの値札ではない! | うにのアナログ生活

中古レコードのプライスタグは、ただの値札ではない!(B面)

レコード

前回(A面)では、山形にあるビスケットレコードのプライスタグを例に、プライスタグの見方を解説しました。

今回は、それ以外の中古レコード・ショップの、様々なプライスタグを見ていきたいと思います。

店によって、記載の違いがありますが、慣れてくると中古レコードを選ぶのが早くなるので、ぜひ読んでみて下さい。

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そもそも中古レコードのプライスタグは何の為にある?

もちろん、値段を表示する為にあるのですが、それだけではありません。

一つ例を見てみましょう。

福井県のフラミンゴレコードのプライスタグです。

盤の状態はA(新品同様)で、イギリス盤の記載の下にPromoとあります。

これは、正規品ではなく、レコード会社がラジオ局などの関係者に配布した、プロモーション用のレコードを意味します。

こうしたプロモ盤には、レコードのレーベル部分に「PROMO」又は「見本盤」の表記があります。

同じレコードでも、中古レコードは輸入盤と国内盤があり、生産国により値段が違い、又、ジャケットや盤の状態、付属品の有無や年代によっても値段が違い、正規品かそうじゃないかでも値段や価値が違ってくるので、その識別の為にプライスタグが必要なのです。

値段だけの記載しかなくても、自分でジャケットや盤を詳しく見れば分かるのですが、それだと時間がかかり過ぎるので、このようなプライスタグがあると便利なのです。

同じ店のプライスタグに慣れるとレコード選びが早くなります!

も一枚、先程のフラミンゴレコードのプライスタグを見てみましょう。

盤のコンデションは、S(新品)、A(新品同様)、B(スリキズ程度)、C(キズあり)の表記で、このレコードはBとあります。

コンデションの表記は、中古レコード業界共通ではなく、店によって様々です。

一般的には、MINT/S(新品、未開封)、NM(美品)、VG+(良品)、VG(並品)、G(状態難)、POOR(不良品、ジャンク)が多いです。(US方式)。

フラミンゴレコードのBは、VG+かVGに該当すると思います。

プチノイズはあるものの、針飛びはなく、リスニングには影響がないレベルと言えます。

イギリス盤、2枚組の記載の下に、12’’+10’’とありますね。

これは、12インチのシングル盤1枚と10インチのシングル盤1枚の2枚組を意味してます。

12インチシングルと10インチについては、それぞれ、12インチシングルを買ってみよう!10インチレコードがお勧め!を参考にして下さい。

少し変則的な2枚組ですが、これにはまだ続きがあって、10インチの方は、片面しかありません。

つまりA面の1曲しか収録されていないのです。

B面は溝がなく、ツルツル状態です。

これは、ジャケット記載の曲数が合わないので、検盤をしてみて判明しました。

プライスタグには記載がありませんので、注意が必要です。

プライスタグの「12”+10”」におや?と思ったら、取りあえずキープして、次のレコードに進む。

こんな感じで、プライスタグを読んでいくと、サクサクとレコードが選べます。」

ディスクビート(富山)のプライスタグ

次は、ディスクビートのプライスタグです。

コンデションは、シールド未開封)です。

未開封なので、盤の状態はいいハズなんですが、70年代のモノなどは、経年劣化も考えられるので、開けてみなければ分かりません。

これは、84年リリースなので大丈夫だと思いますが。

Gold Mountain(レーベル名)はA&Mレコードのサブレーベルです。

NEAT RECORDS(盛岡)のプライスタグ

このプライスタグのポイントは、盤の状態とリリース年ですね。

状態はNM(美品)で、1990年リリースとあります。

説明書きにもあるように、この1990年前後はCD移行期で、アナログ盤の生産数が少ないのです。

希少盤でなおかつNM、そして1500円なので、お買い得だと思います。

次も同じくNEAT RECORDSのタグです。

スミスの名盤「ミート・イズ・マーダー」です。

ポイントは、Re-Issue(再発盤)で未開封(NEW/シールド)生産国がEU、180グラム重量盤、デジタルリマスター、レーベルがRHINO。

全部か。

レコードストアデー(2007年から開催)以降、このパターン(デジタルリマスター、重量盤)で、過去の名盤が再発盤でリリースされる事が多くなりました。

そうしたモノが今、中古市場に出ているのだと思います。

ルーツ・ラウンジ(愛知)のプライスタグ

だいぶ慣れてきたでしょうか。

最後はルーツ・ラウンジのタグです。

手書きでびっしり書き込まれ、レコード愛が伝わってくる感じですね。

盤の状態は、最後にEXとあります。

これは、UK方式の記載で、美品又は良品クラスに該当します。

生産国の記載はありませんが、帯があり、レーベルがTOSHIBA EMIなので日本(日本盤)です。

日本盤については、日本盤の世界を参考にして下さい。

まとめ

中古レコード店の数だけプライスタグの種類はありますが、最低限見るべきポイントは、値段と盤の状態です。

早く慣れるには、中古レコード市などで、たくさんのお店のプライスタグを見るのが一番です。

最後にプライスタグの説明書きとジャケ写が決め手で、購入したレコードを紹介します。

見づらくて申し訳ないのですが、バミューダ諸島にあるホテル、「リーディングホテル」所属のバンドとあります。

プロはプロでも、ホテルの宿泊客を相手にするグループで、しかもバミューダ諸島のホテル。

ジャケ写から、演奏している姿が目に浮かぶ感じですね。

盤の状態は、EX+。

買うしかないでしょう!

ソウル・トレインのテーマなど、分かりやすいカバー曲が多いですが、演奏は上手いです。

こんな感じで、プライスタグを活用してみて下さい!

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意外とレコードの針は汚れているものです。

たまに、クリーナーできれいすると、音がスッキリします。

お試しあれ。

おわり!

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