20代の時にイギリスのロックが好きで、ドクターマーチンのプレーントゥを履いていました。
50代後半に差しかかり、もう一度ドクターマーチンを履いてみようと思いましたが、黄色のステッチが気恥ずかしく、ステッチのないローファーにしました。
今回は、50代のドクターマーチン体験記です!
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ドクターマーチンのエイドリアンとは?

足の甲の部分にある、馬具の装飾由来のダブルタッセルが特徴的な定番ローファーです

色はブラックとチェリーレッドがありましたが、うにはチェリーレッドが一発で気に入りました。
深みのあるいい色です。
ドクターマーチンの歴史
ドクターマーチンの靴は、イギリスのロック(ユースカルチャー)と深い繋がりがあります。
元々は、郵便配達人や園芸作業をする人達向けのワーキングブーツが始まりでした。
1960年代に、この安くて丈夫で履きやすい靴を、イギリスのロックバンド、「ザ・フー」のピート・タウンゼントがステージ上で履き始めたのをきっかけに、若者達にも支持されました。
その後、ルードボーイやパンクス、スキンヘッズなど、1980年代のイギリスのバンド、ファンの間で広まり、日本のロックファンにも浸透していきました。
本当に履きやすいのか?

靴底はドクターマーチンの代名詞でもあります「エアクッション」が採用されています。
適度なクッション性で、足を押し出すので歩きやすい、と言われています。
ですが、その前に靴自体が物凄く固い!
買ったばかりだと、大リーグ養成ギブス級に固くて痛い!
ひー、これホントに柔らかくなるの?って思うくらい固いのです。サイズはお店で確認したので間違いありません。
あまりの痛さに、買ったことを一瞬、後悔した程です。
徐々に、自分の足の形に馴染ませるには時間がかかるのは分かります。
でもね、これは限度を超えているような気が …
3ヶ月目でどうなったか?

やっと柔らかくなり、足に馴染むようになってきました!
思わず「エイドリア~ン!」と叫びましたね。
100%ではないけれど、だいぶいい感じです。
うにの場合は、休みの日になるべく履くようにしていましたので、毎日履いていれば、もっと早く柔らかくなったと思います。
ちょうど、今日も写真のように、古着のリーバイス511をロールアップして、カラーソックスと合わせて履いてみました。
ドクターマーチンのイエローステッチをイメージして、濃いめのイエローのソックスにしてみました。
足に馴染むようになると、やっぱり歩きやすく感じます。
1ヶ月目が一番きつかったですが、がしがし履き続けなんとか、自分の足の形に合ってきました。

ドクターマーチンは古着と音楽との相性が抜群にいい!

仙台は今、3回目位の古着ブームで、市内にお店がたくさん増えてきました。
ウニもよく古着店にいくのですが、やはりこのエイドリアンは古着によく合うのです。
最初は固くて痛くて、少し後悔しましたが、今は服のセレクトに迷ったら、エイドリアンに合わせるようにしています。
モッズが好んだスカやモータウンなどが流れている古着屋さんに、ドクターマーチンを履いてブラブラするのもいいもんです。
エイドリアンの注意点
毎日履いていれば、すぐに柔らかくなるとは思いますが、足の方が悲鳴をあげそうです。
なので、3日間位の間隔でゆっくり履き続ける方がいいと思います。
少し慣れてきたら、意識的に階段を上がるようにしました。
革が伸びて柔らかくなるのが早いような気がします。
あと、寒い日は革が固くなりがちなので、暖かい日のほうが最初はいいかもしれません。
履く時には必ず「靴べら」を使いましょう!
ドクターマーチンに限らず、革靴を履く時は、靴べらを使って履きましょう。
特にエイドリアンは靴べらがないと、かなり固いのでスムーズに履けません。
靴べらを使わないで履き続けると、型くずれの原因にもなります。
うには、今までプラスティック、金属、竹の靴べら(いずれも長さは50センチ~60センチ)を使っていましたが、プラスティックは割れやすく、金属製は踵に馴染まず、結局竹の靴べらを5年以上使っています。
竹はしなりがあり、使い続けると踵にフィットする感じがします。
ぜひ試してみて下さい!

おわり!
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