近くの無印良品の大型店舗に「空気でできたソファー」を買いに行った時のこと。
かなり広い店舗にBGMで、ケルト音楽(多分)が割と大きな音で流れていました。
何度かこの店舗に来ていましたが、今まであまり気にしていませんでした。
でもその日は、ケルト音楽?民族音楽?なぜ無印良品でケルト音楽?うには、何か不思議な感じがしました。
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無印良品でBGMのCDが売られていた!
空気でできたソファーは売り切れいたので、他の商品ををブラブラと見て回りました。すると、目立たない所に、シンプルなジャケットのCDが。セール中で一枚300円でした。コレです。
結局、半信半疑で3枚購入しました。シンプルなジャケットで内容もよく分からないけれど、300円だし、まあいいかと。
BGMと表記されていてるので、無印良品でBGMとして使用されている曲のコンピレーションアルバムなのか、と思いながら家にかえりました。
実際に聴いてみた
先ずは、茶色のBGM14から。CDの中に詳細なブックレットが入っていました。嬉しい。
ケルト音楽の中でも、コーンウォール地方の伝統音楽を地元で活躍する演奏家達と、日本とロンドンの制作チームが現地で録音したCDとの事。
これです。店舗で流れていた曲です。
初めて聴く音楽ですが、いいです。演奏、録音も素晴らしいと思います。聴きやすいですね。
次にBGM+002のCDを聴きました。中ジャケの写真です。
このLuraさんと言う女性シンガーのアルバムと言う事が分かりました。
帯の説明文には、大西洋上にあるカボ・ヴェルデ共和国の新世代アーティストで、現代クレオール音楽との事です。
初めて聴きましたが、懐かしさと躍動感が混じりあった、キューバの音楽にも近い感じがしました。
最後にBGM+009のCDです。このアルバムの中に、今回購入した「BGM」と「BGM+」のシリーズの説明文がありました。
それによると、BGMは無印良品の店頭BGMとして現地の音楽家の演奏を現地で録音して制作されたもので、BGM+は、伝統的な音楽を現代の感覚でアップデートさせた音楽とあります。
このCDは、キューバの音楽の弦楽器「トレス」にフォーカスしたCDとの事です。
無印良品が伝統音楽をBGMとして流す理由(しかも自社で制作)
先ほどの解説文によると、無印良品は伝統音楽を「時代に消費される音楽とはひと味違う”素顔の音楽”」としています。無印良品は自社の製品を、単に大量生産し消費される製品ではなく、そこに暮らしに寄り添う、伝統音楽のような感覚を重ね合わせているのではないでしょうか。多分ですけど。
無印良品は、MUJILABELと言う音楽レーベルまでつくり、CD制作、配信を行っています。(知らなかった)。
ファッション業界などでも、自社で音楽レーベルを立ち上げてCD制作を行っている企業はありますが、外部(DJなど)に発注しているパターンが多く、自社で現地ミュージシャンとの関わりから含めて行っている企業は少ないでしょう。
無印良品の製品の企画・開発の詳細は分かりませんが、その多くは自社で行っているものと思います。その流れでBGMも自社で制作しているのでしょう。凄いなあ。
普段、伝統音楽はほとんど聴かないのですが、今回購入した3枚のCDが素晴らしく、俄然興味が湧きました。
おわり!
空気でできたソファーは、後日ネットで注文して購入しました。休日にAmazonプライムの映画を観たりすのに最適です。
半年位で徐々に空気は抜けてきますが、又空気を入れ直せば、元の感じに戻ります。
この一体型CDプレーヤーは、うにが実際に使っているものです。色々なジャンルの音楽がストレスなく、いい音で聞けます。低音重視のクラブ系の音楽から今回の伝統音楽まで、CDそのままの音を出してくれます。日々の生活に寄り添うCDプレーヤーですね。
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