YMO/ノイエ・タンツ/アルバム解説

CD

結成40周年を記念した、アニヴァーサリー・コンピレーションとして2018年にリリースされた「ノイエ・タンツ」。

今回は、YMO世代で、レコード・CDコレクターのうにが、同世代にもう一度YMOの魅力を伝えるべく、アルバム解説をお届けします。

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ノイエ・タンツは他のベスト・アルバムと何が違うのか?

本アルバムは選曲、監修がテイ・トウワ、リマスタリングが砂原良徳です。

CDとLPがリリースされています。

YMOのメンバー以外が選曲、監修していますが、最もYMO愛に溢れたテイ・トウワと砂原良徳が関わっている事から、こだわりの詰まったアルバムになっています。

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クラブ・ミュージックとリスニング・ミュージックを繋ぐ金字塔的な名盤です。

YMO最大のヒットアルバム、「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」からの選曲が一切ないのに、ジャケットはそのアルバムのジャケ写を加工している点も特異です。

実は、このアルバムの中古CDを手に取った時、スルーしそうになりました。

やはりこのジャケットのイメージが何となく腑に落ちなかったからです。

でも買った理由は、うに流で中古CDの買い方に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみて下さい。

歌詞カードとステッカー付きです。

個人的には買って正解でしたが、もしかしたら、賛否両論のアルバムなのかもしれません。

ノイエ・タンツのコンセプトとは?

先ずは、アルバム発売の告知ビデオをどうぞ。

冒頭で紹介したように、このアルバムは、コンピレーション・アルバムとしてリリースされれています。

コンピレーション・アルバムには、必ずテーマやコンセプトがあります。

詳しくは探してでも聴きたい名盤コンピレーション・アルバム!を参考にして下さい。

ノイエ・タンツのコンセプトは、ずばり「自宅録音(宅録)」です。(多分)。

具体的に言うと、中高生時代にYMOのLPをカセットテープに録音して何度も聴き、自分でシンセサイザーを使って、オリジナル曲を録音した耳を通して選んだ曲、その耳でリマスタリングした曲、という事です。

テイ・トウワも砂原良徳も、宅録少年でした。

実は、うにも宅録少年でした。

うにが中学生の時に宅録で使用していたシンセサイザー、KORG MS-10です。

今も時々、使っています。

テイ・トウワも使っていました。

アナログのシンセサイザーで、一から音色を作り、ダブル・ラジカセか4チャンネルのMTRに録音します。

YMOの3人も、様々なシンセサイザーやサンプラーで独特な音色を作っていました。

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MS-10の入力端子に、リズムボックスやキーボードなど何でも入れて、サウンドを加工していました。

ノイエ・タンツに選ばれた曲にはどれも、あの音どうやって作っているんだろうとか、アート的なサウンドが散りばめられています。

こう言ったダブサウンドも、宅録で真似したくなるサウンドです。

もう一つ、宅録をしていると、先にいいベースラインが出来ると、いい曲ができる場合が多いのです。

なので、特徴的なサウンドと、いいベースラインの組合せも選曲のキーワードだと思います。

ファンク的なベースラインと印象的なスネアの音が耳に残ります。

声とサウンドについて

ノイエ・タンツには、ヴォイスサンプルや拡声器、トランシーバーを通した声などが効果的に使われた曲が選ばれています。

新舞踏や体操、ジャムなどの曲です。

ヴォコーダーを買う余裕が無かったので、マイクの入力を上げ声を歪ませて加工、録音するのは宅録でよくやった手法です。

まとめ

ノイエ・タンツは、宅録と言うフィルターを通して、自分(テイ・トウワ)の記憶に残ったYMOの曲を選曲し、砂原良徳の音像感覚でリマスタリングしたアルバムと言えます。

もう一度、YMOを!

アルバムラストの曲「NICE AGE」で終わります!

ちなみに、このCDはSony Musicからリリースされている、BSCD2(Blu-specCD2)です。

YMOが所属していた、アルファー・レコードは今はありません。

現在、YMOの楽曲はSony Musicが管理しています。

おわり!

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