"https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1724165274517192" crossorigin="anonymous" 中古レコードのプライスタグの見方 | うにのアナログ生活

中古レコードのプライスタグは、ただの値札ではない!(A面)

レコード

プライスタグ、ただの値札でしょ。そう思っている方、多いと思います。

確かに、値札なんですが、店によってそこに様々な情報を記載している場合があるんです。

何となく料金だけ見て、スルーしていませんか?

もったいない!きちんと読めば中古レコードを買う時に役立ちます。

今回はプライスタグの見方を、A面とB面の2回に分けて解説します。

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プライスタグの実例

仙台駅前で6/8まで開催されていた、大レコードCD市で購入した、KING BRITTの2枚組レコードです。

非常に洗礼されたクロスオーバーなエレクトロ・ミュージックで、80年代マナーのヒップホップもあります。

このレコードは、山形にあるビスケット・レコードの商品で、プライスタグが非常に分かりやすかったので、今回はこのタグで説明していきます。

レコード・ジャケットの右上の黄色のカードがプライスタグです。

拡大してみました。

PRICE(値段)

まず気になるのは、PRICE、値段ですよね。

相場より安すぎる場合は、注意が必要です。

盤の状態が悪い、カット盤(ジャケットの一部が切り取られている)、ジャケットに書き込みがある、などが考えられます。

このレコードは、税込1200円です。

高いと感じるか、安いと感じるかは個人によりますが、CONDTION、盤の状態が判断材料の一つになります。

CONDITION(盤の状態)

このレコードは、VGとあります。

VGについては、「中古レコードをレジに持っていく前にする事」で説明しています。

プチノイズ、ポツノイズ等のノイズはあるのが前提です。

但し、同じVGでも店によって状態が異なるので、あくまでも目安と考えて下さい。

検盤してみたところ、スレキズなどは無くEXー位だと思いました。

家で聴いてみたところ、2枚組の1枚目がVG+、2枚目がEXーで、ジャケットはVG+位だと思いました。

なので、トータルのコンデションはVG+位で1200円は妥当だと思いました。

FORMAT(形状)

次に見るべきは、FORMATです。

12インチ・シングルなのか、LPなのか、10インチなのかが記載されています。

2lp(2LP)とありますね。

これは2枚組を意味します。

もし、このレコードが12インチ・シングル2枚組だと、12’X2の表記になります。

なので、これは通常のLPが2枚になります。

では何故2枚組なのか?

この2枚組アルバムの曲数は短い曲も入れると全15曲です。

通常のLP1枚だと入り切りませんので、2枚組になっているのですが、もう一つ理由があります。

YEAR(リリース年)

今度はYEAR、リリースされた年を見てみましょう。

2001とあります。

この年は、アナログレコードからCDへの移行がほぼ完了した年で、これ以降はアナログレコード(アルバム)は生産されなくなります。(12インチ・シングルやプロモ盤などは除く)。

で、当然本作品もCDはリリースされています。

うに
うに

つまりこのアルバムは、CD移行最終年の生産数の少ないアナログレコードと言えます。

CDなら1枚で収録できる曲数がアナログレコード(LP)だと2枚分になるのですが、レコード会社にしてみれば、生産コスト増になるわけです。

それでもアナログレコードをリリースしたのは、アーティスト側の強い希望だったのかもしれません。

最後は、本作品のレコメンドを見てみましょう。

キーワードは80’S SOUNDの再現です。

80年代は、中期頃まではアナログレコードがまだ主流でした。

KING BRITTにしてみれば、80年代のサウンドを再現するには、やはりアナログレコードでなければいけなかった、のではないでしょうか。

まとめ

1枚のプライスタグから、様々な事を読み解く事ができました。

プライスタグはただの値札ではなく、自分に何かを語りかけるモノ、と言えます。

レコード市などで、大量の中古レコードの中から、好みのレコードを探す場合、スマホで検索していると時間がかかり、集中力も切れます。

プライスタグを見ながら、サクサクとレコードを判別していくと効率がよく、目当ての物が見つかる可能性は高いです。

同じ店でも、プライスタグの種類に違いがあり、アーティスト名とアルバム・タイトル、値段しか記載されていないシオンプルなプライスタグもあります。

尚、このプライスタグは販売時に、お店が回収しますので、ご注意を。

ちなみに、これはCDです。

A面おわり!

次回は様々なプライスタグを見ていきたいと思います。

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