評論や解説などではなく、見て読んで楽しく(これ大切)音楽の世界が広がり、好きになる本や雑誌を紹介します!
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音街レコードA面・B面
これは最近出版された、レコードを巡る物語の漫画です。
今まで、レコードをメインに扱う漫画がありそうで、なかったので個人的には非常に嬉しいです。
街の小さなレコード店でアルバイトを始めたレコード初心者の学生が、旅をするように、レコードの奥深い世界にさまよっていきます。
レコードを介して出会った人達と、そのレコードが辿ってきた物語が交差した時、そこに宝物のようなストーリーが生まれるのです。
ノスタルジックな画風が、中古レコードの世界とよく合っています。
昭和の少年キングや少年サンデーのような懐かしさですかね。
本のサイズがシングル盤(7インチ)のジャケットサイズと同じです。
上巻・下巻をA面・B面としているのも、いいですね。
読むと、音楽、レコード、レコード店が好きになります!
45RPM A Visual History of the Seveninchi Record
45回転のシングル盤のジャケットを、そのままのサイズで、オールカラーで紹介したカタログのような本です。
1950年から1990年までのロック、ジャズ、ポップス、ソウルなどのシングル盤のジャケットがひたすら続きます。
これは、見ているだけで楽しくなる本です。
曲が聴こえてくる気がします。
ここまでくると、シングル盤のジャケットはもはやアートですね。
STUDIO VOICE
STUDIO VOICEの1993年5月号です。
90年代に入ると、音楽の世界は一変しました。
ハウス・ミュージックとアシッド・ジャズ、
そしてレイブ・カルチャーから生まれたアシッド・テクノが世界に急速に広まりました。
その新種の音楽を視覚面から支えたのが、
新しい感覚のデザイナー達でした。
デザインランド、デザイナーズ・リパブリック、ジ・アンノウン・パートナーシップ、といったデザイン・チームやイアン・スィフトらが手掛けたレコード・ジャケットがアートの側面から紹介されています。
クラブ・ミュージックが好きな人には、特にお勧めです。
Street Style
1940年代から1990年代までの、ストリート・ファッションの変遷を豊富な写真と解説で検証。
ストリート・ファッションの移り変わりは、そのまま音楽の移り変わりと重なります。
この本を読むことで、例えば、サイコビリーの成り立ち(ロカビリーとパンクの融合)が写真でよく理解できます。
貴重な写真のオンパレードなので、見ているだけで楽しいです。
ファッションが好きな人にお勧めです。
The extended 80’s pops 12inchi single collection
これは、12インチシングルのエクステンディッド言う手法で製作されたレコードに絞ったガイド本です。
80年代に大量生産され、その後語られる事のなかった、この素晴らしいレコードをオールカラーで紹介しています。
主にディスコやクラブでDJがプレイする為に作られた12インチシングルですが、その後、メジャーアーティストも通常のシングル盤とは別に、リリースするようになりました。
これから、80年代の音楽を聴く人は、是非読んで、実際に12インチシングルを買って欲しいです。
INDIE POP LESSON
最後はインディー・ポップのガイド本です。
女の子達が、雑貨やお菓子、絵本を選ぶような感覚で、イギリス、ヨーロッパ、アメリカのインディー・ポップを紹介しています。
紹介されているレコードはかなり、マニアックのものが多いですが、デザインがオシャレで読みやすいです。
雑誌をパラパラとめくる感覚で見て楽しめます。
気がついたらインディー・ポップが好きになっていると思いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
どの本にも共通している事は、音楽の愛情に満ちあふれている事です。どの本から読んでもOKです。
さあ、音楽の旅に出かけましょう!
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