CDはデジタルだから、クリーニングする必要がない。そう思っていませんか?
それは大きな間違いないです!
データそのものは半永久的かもしれませんが、そのデータを記録しているCDは、ほこり、カビ、汚れなどで劣化します。
又、最近ではCDの寿命は一般的に30年位と言われています。(制作年代や生産国にもよります)。CDの延命の為にもクリーニングは必要です。
今回は、CDのクリーニングについて説明します。
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クリーニングのメリット
いい意味で音が変わる場合が多いです。そのCDにもよりますが、今まで聴き逃していた音が聴こえたり、サウンドの奥行が広がって聴こえます。
時には、全体的にグルーヴ感が増し、躍動感がアップして聴こえ、その曲の印象が変わる事もあります
そして、CDとCDプレーヤーの寿命が延びます。
CDの盤面の汚れをそのままにしておくと、やがて音飛びや再生そのものが出来なくなります。
又、CDプレーヤーの要とも言えるピックアップ・レンズを傷つけたり、汚したりする事にもなります。
定期的に、ピックアップ・レンズをクリーニングする事も必要ですが、その前にきれいな状態をキープしておいた方がいいです。
実際にCDをクリーニングした結果
今回クリーニングしたCDは、NYの伝説的なDJラリー・レヴァンが実際にパラダイス・ガラージ(NYの有名なゲイ・ディスコ)でプレイしたものを収録した貴重なミックスCD(2枚組み)です。
これを選んだ理由は、既に何十回も聴いていて、曲順やミックスをほぼ全て覚えているからです。
とにかく、使用している曲の統一性が凄く、又、曲のミックスの仕方も神技的で、何回聴いても発見があります。
このCDをクリーニングして、再度聴いた感想は次の通りです。
①全体的に細かい音まで聴き取ることができた。例えば、ドラムのハイハットの刻み、パーカッションの音(カウベルなど)など。
②空間に広がるようなエフェクトの効果を聴き取る事ができた。
③全てのミックスの際に、低音、中音域が干渉していない事が分かった。
④特にディスク1の8曲目、シェールの「テイク・ミー・ホーム」の印象が変わって聴こえた。ストリングスのサウンドの美しさが倍増した気がした。
今回使用したクリーニング・キット
今回は、オーディオ・テクニカのCDクリーナー、AT6036を使用しました。使い方も簡単(クリーニング液を1、2滴落として拭くだけです)で、値段も手ごろです。900円位です。
まとめ
使用した際の感想は、もちろん個人差があると思いますが、全体的にクリアな音になると思います。
又、クリーニングする事で当然CDの汚れは落ちますので、CDの保護にも役立ちます。
*このクリーナーはCDの傷を修復するモノではありませんので、その際は別に修復用のキットを購入して下さい。
おわり!
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