2024年は中古レコード屋さんに行ってみませんか？

ここ2、３年のアナログレコード・ブームで、新譜のレコードや新たに再発されるレコードが増えてきました。

中古レコードもシティポップの世界的な流行で、若い人達を中心に見直されています。でも、中古レコード店を直接訪れる人は、まだまだ少ないように思います。

ちょっと入りづらい雰囲気もある中古レコード店ですが、事前の準備や知識が少しあるだけで、新しい音楽と出会えるチャンスが増えます。

たまに、相場7,000円位の中古レコードを700円で買えたりしますが（その逆もあり)、そんな宝探しも楽しさの一つです。2024年は中古レコード店の旅に出かけてみませんか？

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とは言うものの、ハードルが高いと感じる方に

いきなり、雑居ビルの一室にある個人経営の中古レコ屋さんに、飛び込むのは勇気がいりますよね。店から漏れ聴こえる訳の分からない音楽に戸惑う気持ち、よく分かります。

なので、最初はディスクユニオンなどの、比較的大きい中古レコード屋さんから始めるのがいいと思います。

主なディスクユニオン店舗

ディスクユニオン北浦和店、柏店、渋谷クラブミュージックショップ、渋谷ジャズ/レアグルーヴ館、新宿店（ヘヴィメタル館、プログレッシブ・ロック館、ラテン・ブラジル館、など）、下北沢店

ディスクユニオンは東京とその周辺以外には店舗がないので、レコード店そのもの慣れると言う意味では、中古レコード店ではありませんが、タワーレコードもお勧めです。

各県の県庁所在地にはだいたい店舗がありますし、最近のアナログレコードブームで、新譜のレコードが充実しています。

ブックオフやハードオフは敷居は低いがハードルは高い、ので注意！

中古レコード市なら入りやすく、レコード購入のハードルは低い

知っていた方がいい(かも）個人経営の中古レコード店でのルール

その１　「こんにちは」位の挨拶や、軽く会釈をした方が好印象です。狭い店が多いので、黙って入るとその後気まずくなります。

その２　コスパを求めない。これはとても大切です。短時間で効率よく安く買うなら、ネットで事が足りますよね。中古レコード店はその真逆の世界です。

お店の人と話したり、棚のレコードを眺めながらアレコレ考えを巡らせる。個人的には、お店のレコードの値段は、その時間込みの値段だと思っています。

もっと言えば、自宅を出てから、その店に行って家に帰るまでの体験、記憶込みの料金なのかもしれません。

なので、その店で買ったレコードが他の店で安く売られていても、あまり気にする必要はありません。体験が大切なのです。

その３　何か気に入ったレコードがあれば、1枚は買ってみて下さい。誤解のないように言いますと、店に行ったら絶対買わなければいけない、のではありません。

店の人が、色々説明してくれたりお勧めのレコードを試聴させてくれたりしたら、その時は、レコードを購入して下さいね、と言う事です。

その一枚のレコードがあなたの人生、価値観を変えるかもしれません。なにより、お店の人があなたの事を覚えてくれるでしょう。

実際のお店の雰囲気はこんな感じ

まとめ

中古レコード店に慣れるには、最初は場所が広いお店や、中古レコード市のような大きな会場に行くことをお勧めします。

個人経営の中古レコード店は、基本、レコードを仲立ちとした「人」対「人」のコミュニケーションの場所です。お店の人と仲良くなれたら、きっと色々な事を教えてくれるハズです。