"https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1724165274517192" crossorigin="anonymous" 中古レコード保存の必需品 | うにのアナログ生活

中古レコード保存の必需品

レコード

新品のレコードは全然気にする必要がないのですが、中古レコードを買い続けていくと、直接レコードジャケットにレコードが入っていたりする事があります。

このままの状態ですと、レコードが痛みますので保護用の袋が必要です。

そこで今回は、中古レコードを末長く保存する為の必需品「内袋」について分かりやすく解説します。

うにのアナログ生活は、楽天アフェリエイト、Amazonアソシエイトプログラムをはじめとした各種アフェリエイトプログラムに参加しています。

本ページは広告が含まれています。

内袋の役割

例えると、くつ下ですかね。

靴を履く、脱ぐ(レコードをジャケットから出し入れする)際に足(レコード盤)を靴(ジャケット)から守る感じです。

素足でローファーはおしゃれなんですが、真夏は汗による水虫、スレによる傷など、足にダメージがかかります。

足もレコードも同じです。

内袋のないレコードは、素足で革靴だと思って下さい。

内袋の種類

内袋はインナースリーブとも呼ばれ、ポリ製の物と紙製の2種類あります。

ポリ製インナースリーブ
紙製インナースリーブ

どちらも、レコードをキズや静電気、湿度などから守るのは同じです。

中古レコード、特に12インチシングルは、内袋がなく直接レコードジャケットに入れられている物がありますが、そのままではレコードを傷つけてしますので、必ず内袋にいれましょう。

では、ポリ製と紙製どちらがいいのでしょうか?

ポリ製内袋のメリットとデメリット

ポリ製のメリットは軽くて、出し入れが楽な事です。

そして安い!と言う事です。

なので、うにはポリ製の内袋を多く使っています。

レコードが増えてくると、内袋1枚の単価の差が徐々に効いてきますよね。

取りあえずレコードを保護するなら、ポリ製でいいと思います。

デメリットは、何と言っても「ビニ焼け」です。

ポリ製の内袋には、静電気防止や防湿などのために、添加剤が含まれていて、レコードをそのまま数年間ポリ製の内袋に入れたままにすると、添加剤が浮き出て、レコードの盤面に付着します。

盤が白濁した状態になり、ノイズが発生します。

そうなると、元には戻りません…

見た目も良くなく、価値が一気に下がります。

紙製内袋のメリットとデメリット

紙製の内袋のメリットは、ポリ製より防湿、静電気防止に優れ、何と言ってもビニ焼けがない事です。

デメリットは紙製なので、破れると言う事と、出し入れの際、わずかに盤面が擦れる事です。

この擦れは、音質には問題無いのですが、頻繁に出し入れすると、レコードにダメージがかかります。

デメリットは1枚の単価が高い!事です。

究極の紙製内袋

実は、紙製内袋にはもう一種類あって、紙は紙でも「グラシン紙」と言う高級な紙を使用した内袋で、究極の紙製内袋と呼ばれています。

グラシン紙はトレーシングペーパーやクッキングシート、薬包紙などに使われる高級紙で、静電気が発生しにくく、防湿性、防カビ性に優れています。

これなら完璧なのですが、当然値段が超高いのです。

ですので、1枚10万超えの貴重な中古レコードに使うなど、限定して使用した方がいいのではないでしょうか。

結局、どうすればいいのか?

「俺はコレクター王になる!」と決めている人は、最初からグラシン紙の内袋でOKだと思います。

コレクションが5千枚になってから、ポリ製の内袋を紙製内袋に交換するよりは、始めからそうした方がいいでしょう。

それ以外の方は、取りあえずポリ製の内袋に入れて、少し貴重だと思うレコードを紙製内袋に後で入れ替えましょう。

そして、万が一、自分のコレクションに10万超えのコレクションが加わった時、グラシン紙の内袋を使ってみてはいかがでしょうか。

最後に、ビニ焼け防止策

レコードを定期的にポリ製内袋から出して空気に触れさせ、内袋を交換する、これしかないと思います。

うに
うに

中古レコード購入時に付属するポリ製内袋は、念の為交換した方がいいでしょう。

但し、オリジナルの内袋(カンパニー・スリーブなど)そのまま残して下さい。

中古レコードの付属品は大事だよ」にも書いてますので、参考にして下さい。

おわり!

コメント

タイトルとURLをコピーしました