昭和の歌謡曲がブームですけど、昭和歌謡のシングル盤を高級なオーディオで聴いても、今一つ良さが出ません。昭和の歌謡曲は昭和のポータブル・レコード・プレヤーで聴くのが一番!と、かなり独断ですが、色々試した結果がコレなので是非読んでみてね。
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そのポータブル・レコード・プレヤーは COLUMBIA 2190RM
どうです。この重厚感のあるフォルム。昭和の匂いが濃厚に漂ってきませんか。
昭和50年代前後に、主に小学校や公民館などで使用されたポータブル・レコード・プレヤーです。
もちろん、現在は製造されていませんが、中古のオーディオ専門店やネットオークションでも、見かける事があります。
うには、このポータブル・レコード・プレヤーを岩手県矢巾町にある三共無線と言う中古オーディオ店で購入しました。ちなみに、このお店は昭和のアナログ・オーディオファンのパラダイスです。
このポータブル・レコード・プレヤーのポイント
カバーを開けると、こんな感じです。ポータブル・レコード・プレヤーの中では、デザインがシンプルですが、レコードを聴く気にさせます。大事なポイントです。
45回転、33回転、78回転(SP盤)に対応しますが、やはり45回転(シングル盤)の音が一番いいです。
モノラル使用で、フロント前面がスピーカーです。音は一言で言うと、昭和のサウンドそのものです。特に歌が生々しく聴こえ、歌手の気配まで感じる瞬間があります。
ステレオのシングル盤をモノラルで聴く事になるのですが、これは、当時の歌番組(ザ・ベストテンなど)をブラウン管のテレビでモノラルで聴いていた感じに近いと思います。
音質的には、ハイファイでクリアな音とは、真逆の音です。中域が全面に出て、一つ一つの音が太く、曲全体が迫って来る感じがします。
当時(昭和40年~50年位)の歌謡曲を聴いていた人は、いわゆる音楽ファンとかオーディオ・ファンではない普通の人達で、取りあえず音楽が聴ければよかった層です。その中には、子どももいました。
その人達が持っていたポータブル・レコード・プレヤーで再生されるべく、制作されたのが昭和歌謡曲なのです。
まとめ
昭和の歌謡曲には、当時の空気感みたいなものも、レコーディングされていると思います。それを再現するには、当時の部品で作られた昭和のポータブル・レコード・プレヤーで聴くのが最適解です。
ポータブル・レコード・プレヤーは個体差があり、一つ一つ違う音なのと、古い機械なので当然壊れるリスクもあります。オークションで購入する際は、その辺りを充分理解した上で購入して下さい。出来れば、信頼できる実店舗のほうがいいと思います。
色々リスクはありますが、それでもこのポータブル・レコード・プレヤーで聴く昭和歌謡曲は格別です!チャレンジしてみてね。
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