40~50代には懐かしく、若い世代には新鮮な昭和のドラマやアニメ。
ドラマや映画、アニメに欠かせない、映像を彩るサウンド・トラック(サントラ)は値段が安く、アナログならではのサウンドが楽しめます。
この記事を読めば、昭和のサントラの底しれない魅力が分かります!
サントラの買い方、聴き方
基本は、観たことのあるドラマのサントラをジャケ買いするのがお勧めです。
理由は、テーマソングなどの知っている曲が必ず1曲は収録されているので、外す確率が低いのと、気に入ったジャケットなら、飾ったりする事もできるからです。
ジャケットを眺めたり、同封されている資料を読みながらサントラを聴くと、よりドラマの世界に入り込めます。これは意外と大事です。
スポティファイなどでは、ジャケットや資料はないので、アナログ盤ならではの聴き方です。それでは、実際にサントラを見てみましょう。
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太陽にほえろ!
世代を問わず、誰もが知っている昭和の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」。
そのテーマソングを聴いただけでドラマのオープニングが目に浮かびます。
「愛のテーマ」のような、やるせない気持ちにさせる曲は、刑事ドラマにピッタリですね。
レコード盤の状態はVG+位だったのでクリーニングをしました。価格は税込550円。
裏ジャケには登場人物の紹介があります。ちなみにジャケット右はテキサス(勝野洋)です。
あぶない刑事
同じ刑事ものでも、「あぶない刑事」は横浜が舞台のスタイリッシュ且つコミカルで、おしゃれなドラマでした。
オープニング・テーマ曲を聴くだけで、楽しくワクワクさせてくれます。
今のシティーポップ・ブームの流れで、再評価されてもいい曲が結構あります。
これはジャケ買いして正解のサントラです!
必殺仕事人
和モノとしてDJから評価されている、必殺仕事人のBGMシリーズ。
再放送も多くされているので、1回でも観たことのある人は多いのでは。
中村主水のテーマなど、聴けばすぐに場面が思い出される曲ばかりです。
モノラル盤なので音が太くてアナログらしいサウンドです。
このサントラは税込300円位でした。
宇宙戦艦ヤマト PART 1
昭和アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」。このサントラは、後に交響曲などにもなるヤマトの音楽の原点、TVシリーズのものです。
この音楽が無ければ、ヤマトの世界は成り立たなかったとも言えます。
それ位、どの曲も素晴らしいです。作曲は宮川泰、演奏はヤマト・スタジオ・オーケストラ。
スケールの大きいサウンドは、ぜひアナログ盤(モノラル)で楽しんで下さい。全曲、カラーの画像付きで解説があります。
税込550円でした。(帯なし)。
超時空要塞マクロス
メカニックデザイン、キャラクターデザイン、ストーリー、音楽、全てが斬新だったアニメ「超時空要塞マクロス」。
このサントラは全ての作曲、編曲を行った羽健こと羽田健太郎の手腕が冴えわたっています。
オープニングの、重厚且つ迫力ある曲はそれまでのロボット・アニメのイメージを覆すものでした。
そして、何と言ってもリン・ミンメイ役の飯島真理(デビュー前)が歌う曲が収録されているのもポイントです。
あしたのジョー(映画)
最後は番外編になります。劇場版「あしたのジョー」のサウンドトラックです。
これは、全編ドラマ(セリフ)だけのサントラです。純粋に曲として収録されているのは、主題歌の「美しき狼たち」と挿入歌の「K.O」だけです。
なので、一度でもこの映画を観ていないと楽しめないかもしれません。
が、冒頭で矢吹丈が名を名乗り、そこからオープニング・テーマが流れるシーンだけでも聴くに値すると思います。
ぜひ、映画を観て下さい!
まとめ
今回はほんの一部ですが、昭和のドラマやアニメのサントラを紹介しました。
サントラの魅力はなんといっても、ドラマの世界に自分が入り込める事です。
音だけを頼りに映像を想像したり、記憶をたどるのは最初は難しいかもしれませんが、慣れると楽しいです。(ラジオで野球中継を聞くのが一番いい訓練になります)。
一万円前後の高額なサントラもありますが、全体的には千円以内で買えるモノが多いです。又、モノラル盤のサントラの場合、音圧が高いので気軽に迫力のあるサウンドが楽しめます。
中古レコード店には、大抵サントラのコーナーがありますので、ぜひチェックしてみて下さい!
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