今回紹介するのは、12インチシングルの中でも日本で独自に編集された物で、以前紹介した1曲を様々なヴァージョンで収録した物(輸入盤)とは少し異なります。中古価格は1枚千円以下が多いので、買いやすく、内容、音質とも申し分ありません。この機会にぜひ買って聴いてみて下さい。
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おすすめの日本独自編集12インチシングル盤
A面にザ・ワイルド・ボーイズのエクステンディット・ミックス、B面にオリジナル・ミックス、そして「ひび割れた歩道」のライブ・ヴァージョンが収録。この曲はライブ・アルバムのARENA未収録です。
リミキサーは記載がないですが、プロデューサーのナイル・ロジャースでしょう。
音が太くて派手なサウンド、長いイントロが特徴です。
プリンス・ファミリーの一員でもあったシーラ・Eのソロ・アルバムから大ヒット曲、「グラマラス・ライフ」を中心にした日本独自編集盤。
全4曲、全てダンス・リミックスです。これぞ80年代を代表する、ミネアポリス・ファンクと言える内容です。
特に「グラマラス・ライフ」のクラブ・エディットは凄いです。音もいいです。
これもリミキサーの記載がなく(あくまで個人的な推測ですが)この曲をプリンスと共作していることから、プリンスじゃないかと思っています。
うにが初めて買った日本独自編集盤の12インチシングルです。30年以上前の話しです。
この12インチシングルを聴いて、初めてプロデューサーの、アレックス・サドキンのファンになりました。
リミキサーの記載がないですが、間違いなくアレックス・サドキンです。
A面1曲めの「ドクター!ドクター!」のロング・ヴァージョンの空間構成の素晴らしさに尽きます。来日記念盤です。
これもトンプソン・ツインズの日本独自編集盤の12インチシングルです。
この2枚の12インチシングルは1984年リリースのアルバム「IN TO THE GAP」を中心に合計4曲のロング・ヴァージョンがあります。
リミキサーはそのアルバムのプロデューサーでもある、アレックス・サドキンです。
サウンドの空間処理が、本当にうまいです。
最後は誰もが知っているディスコ・ナンバー、「君の瞳に恋してる」のロング・ヴァージョンを収録した、ボーイズ・タウン・ギャングの日本独自編集盤です。
A面1曲、B面1曲ですが、A面はリメンバー・ミーとエイント・ノーマウンテン・ハイ・イナーフのそれぞれのロング・ヴァージョンを1曲に再構成したものです。お得感が凄すぎです。
とにかく「君の瞳に恋してる」のロング・ヴァージョンが最高ですね。
日本独自編集盤の特徴
①ミニ・アルバムの形式が多い(A面2曲、B面2曲)
②来日記念盤の形式が多い
③ヒット曲のリミックス・ヴァージョン2曲+未発表曲の形式が多い(お得!)
④基本、ヒットソング中心に収録されている
⑤45回転で片面に1ないし2曲なので、高音質
⑥12インチシングルだが帯がある
⑦ライナーノートは付属しないが、帯の後ろなどに短い解説文がある(親切!)
⑧ジャケットの作りがしっかりしている
⑨日本だけで発売されている
⑩リミックスした人の記載がない(推測はできます)
*理由は不明ですが、プロデューサーの記載のみです
まとめ
日本盤の世界で説明したように、日本独自編集盤の12インチシングルは、帯、解説文、音質の良さ、ジャケットの作りがしっかりしている、など日本盤の魅力が凝縮したレコードです。そして、中古価格は高くなく、今は安すぎるくらいです。
もしこれから中古レコードを買ってみようと思っている方は、ぜひ、日本独自編集盤の12インチシングルを買ってみてください。損はしませんよ!
以前紹介しましたが、うにが実際に30年以上(今も)使っているのは、TechnicsのSL-1200MK3このレコード・プレーヤーです。30年間で1回しか修理していません。丈夫で長持ちする一生モノのレコード・プレーヤーです。ダストカバーなどのパーツなどもネット上で販売されています。最新のSL-1200MKシリーズを購入すると、多分30年以上は使えます。買うならTechicsのこのシリーズがお勧めですね。
おわり!
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