ハードルが高いように思われているレコードのクリーニング。
実は意外と簡単です。中古レコードを買って、ノイズが多かったらチャレンジしてみましょう。ノイズが減り、スッキリとした音になります。
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クリーニングのやり方
クリーニングの方法は、超音波を使用したやり方や、専用の洗剤を使った方法など、様々な方法がありますが、コストパフォーマンスと簡単さで考えると、このやり方がお勧めだと思います。
(ちなみにうには、過去、レコードのパックでクリーニングした事があります。顔のパックと同じ原理です)。
この方法は、宮城のレコード・コレクターの聖地「パラダイス・レコード」のご主人が行っている方法で、それを参考にしています。と言うか、ほぼそのままです。
用意するものは、市販のガーゼ(2枚)と水だけです。水は水道水、精製水どちらでも構いせん。ガーゼを一枚濡らして、固く絞ります。
レコードの縁を腹に当てて、ガーゼをレコードに挟んで、回しながら一周拭きます。これで両面が一度に拭けます。汚れがひどい場合は、ガーゼを水洗いして固く絞り、何度か繰り返します。
使用後のガーゼです。茶色い汚れがわかりますよね。
次に、乾いているもう一枚のガーゼで水分を拭き取ります。手順は先ほどと同じです。
拭き取り完了です!
簡単でしょ!
次に、乾燥させます。
レコードを乗せる台は、何でもいいのですが、写真のようにたくさん溝がある物の方が、一度に数枚クリーニングする時に便利です。
最後に、乾燥したレコードを再生して、溝のホコリなどを搔き出します。
これには色々な説がありますが、恐らくレコードの溝を綺麗にするには、針先より細い物が必要ですが、現状それがない(クリーニング用として)からだと思います。
パラダイス・レコードでは、この作業専用のレコード・プレイヤーを使用していますが、一般的な場合、通常使用しているプレーヤーでいいと思います。
クリーニングの結果
今回は、ロバート・パーマの1978年のアルバム、「ダブル・ファン」をクリーニングしました。
日本盤で帯なし、盤の状態はあまり良くなかったのですが、500円だったので購入しました。
クリーニングの結果ノイズが減り、全体的に音の透明感が増しました。レコード針への負担も減ります。
レコードを保護する内袋もかなり汚れていたので、交換しました。
ガーゼは適当な長さに切って使用し、余ったら予備で取っておいてもいいですし、家庭医療用でも使えます。
せっかくクリーニングしても、内袋が汚れていては意味がありませんので、交換しましょう!
おわり!
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