サザンライブの前にレコードを聴いてみよう!②

レコード

2回目はアナログレコードで「綺麗」を紹介します!全部聴かないと見逃してしまう、隠れた名曲を教えちゃいますので、よろしく!
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6th アルバム 「綺麗」(1983年)

このアルバムで一番有名な曲は、A面6曲目の「そんなヒロシに騙されて」でしょう。後日、高田みづえがカバーし、この曲で紅白歌合戦にも出場しています。ベンチャーズへのオマージュとも言えるサウンドで、昭和歌謡感漂うヒット曲です。

ただ、「綺麗」のハイライトはそこではなく、B面の3曲目以降だと、うには思うのです。
まず、3曲目の「サラ・ジェーン」。このアルバムの隠れた名曲の一つですね。切ないバラードですが、新田一郎(スペクトラム)のホーンアレンジが、都会的で洗練された感じにこの曲を仕立てています。

次の「南たいへいよう音頭」は、ベースの関口和之の作詞、作曲ですが、全体的な感じは、なんとなくリンガラやズークと言った、アフリカ音楽やカリブ諸島の音楽を思わせます。それに、日本の音頭を付け加える感覚がすごいです。

短いインタールードを挟んで、6曲目の「EMANON」。これは、本当にいい曲。AOR的な都会の雰囲気な曲ですが、UKのアシッド・ジャズ的なテイストもあるアーバン・チューンです。

最後は「旅姿六人衆」。これは、ライブを日々繰り返して移動する自分達の姿を、江戸時代の旅芸人のように置き換えた歌詞が切なくて、愛おしいです。これは、アルバムのラストにふさわしい曲ですね。

まとめ

「サラ・ジェーン」と「EMANON」と言う名曲が存在する、サザン6枚目のアルバム「綺麗」。この2曲を聴く為にレコードを買ってもいい位です。しかも今なら中古レコードが千円以内で買えます!
ぜひ、買って聴いてね。

おわり!

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