じわじわと80年代のソウル・ミュージックが再評価されています。
ブルーノ・マーズが「24K・マジック」でロジャー(ザップ)のトークボックスを取り入れたり、メイヤ・ホーソンがタキシードで、クワイエット・ストームを意識したサウンドを鳴らしたりと、80年代ど真ん中世代のうにとしては、嬉しい限りです。
しかし再評価されるという事は、中古市場の値上りを意味します。
しかし、今ならまだ間に合います。お手頃価格で、アメリカ、イギリスのオリジナル盤の80年代のソウルアルバムが手に入ります。今回は、お勧めの80’sソウルアルバム・ベスト3を紹介します!
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1位 ギャリー・グレン 「FEELS GOOD TO FEEL GOOD」
1987年のアルバムです。写真はUSオリジナル盤で状態が良く、千円前後です。
クワイエット・ストーム、スロー・ジャムなどと呼ばれるジャンルで物凄く曲がいいのと、ヴォーカルが素晴らしいです。
アニタ・ベイカーのセカンド・アルバムにも曲を提供しています。こちらもお勧めです。
ギャリー・グレンの日本での知名度は余り高くなく、70年代のソウルミュージック・ファンからは80年代のサウンドは評価が低いせいもあり、この価格です。買って聴くなら今です!
2位 シャーリー・マードック 「Shirley Murdock!」
1985年のアルバム。USオリジナル盤で、お値段は千円以下です。
80年代のブギー、ファンクを代表するアルバムと言ってもいいでしょう。
ザップのロジャーがプロデュース。とにかく、曲がカッコイイのと、歌がとてつもなく素晴らしい。今再評価されているブギーの核心ですね。
ただ、やはりシャーリー・マードックの知名度が日本で低いのと、ジャケットが地味なせいか、この価格です。
3位 アシュフォード&シンプソン 「Solid」
60年代からモータウンのソングライティング・チームとして活動後、独立。
このアルバムは1984年にリリースされたUSオリジナル盤で、千円以下です。ジャケット、レコードの状態もいいです。
エレクトリックなブギーから、ラブソングまで、どの曲も素晴らしいです。
どちらかというと、ダンスミュージック寄りに評価が高く、それ以外の層には、あまり知られていないのかもしれません。
この人達のアルバムは、どれも良いので買うなら今です!
番外編
マイナーなアーティストのアルバムですが、良い曲があり、リーズナブルに購入できるアルバムを選びました。
エディー・マーフィー
俳優としてのエディー・マーフィーは説明するまでもありませんが、歌手デビューしていた事を知る人は少ないでしょう。という事で、800円位です。
このアルバムでは、スティービー・ワンダーが1曲プロデュースしており、その曲が凄くいいです。
肝心の歌は、なかなかスムーズな歌声で少し以外な感じもします。1985年リリースです。
ミニ・カリー
イギリスの歌手ですが、ほとんど情報がありません。
ではなぜお勧めなのか?と言うと、プロデューサーがアニタ・ベイカーのセカンド・アルバムと同じマイケル・J・パウエルだからです。
アルバムの統一感には欠けますが、アニタ・ベイカーを思わせる曲があり、又、独特なバラードありと聴き所はあります。
1987年リリースです。
知名度がほぼゼロなので、600円位です。
まとめ
70年代のソウルアルバムは評価が高いものが多く、アナログ盤も高価です。その点、80年代のソウルアルバムは、本格的な再評価がこれからなので、アナログ盤はまだ安い方です。
80年代後半から、世界的にCDのリリースが増え、アナログ盤の生産量が減少してきます。
80年代のソウルアルバムはこの過渡期にリリースされているので、アナログ盤は数自体が少ないです。見つけたら即買いましょう!
※本文中の価格は2024年1月現在の参考価格です。
おわり!
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